10月 20, 2011
日別テクニカル
19日の為替市場はEU首脳会議を前に神経質な動き。。。欧州タイムはEFSFの規模拡大に向けた期待感からリスク選好の動きが見られたものの、NYタイムにかけてはネガティブな材料が続出し、結局『いって来い』に。。。ユーロドルは一時1.3870まで上値を切り上げたものの、引けにかけて1.37ドル前半まで失速。ユーロ円も106.55の高値を示現した後に105円前半へ反落した。ドル円は終日76.66~86のレンジと動意薄だった。
本日もEU首脳会議を控えて、動きづらい状況。海外時間での報道や発言を受けて売り買いが交錯する状態となるだろう。目先的にはウォールストリート・ジャーナル紙が『EFSFの基金を担保とした債券発行は認められない可能性がある』と報じたことやベージュブックにおける弱い景気認識、フィンランドによるEFSF拡充案の再採決報道など、市場を神経質にさせる材料は多い。こういったなかで、本日はリスク回避方向の動きが強まる可能性に注意が必要。。。
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10月 14, 2011
日別テクニカル
13日の為替市場は方向性の見定めづらい展開。中国の予想を下回る貿易統計の他、ECB月報において、債務国救済のための民間部門の負担増が金融安定のリスクに繋がるとの見解を示したことで欧州の金融機関への懸念が強まり、中盤ではリスク回避の動きが優勢に。しかし、スロバキア議会によるEFSF拡充案の承認の他、ダウ平均が持ち直したことで終盤にはリスク回避の流れが巻き戻された。ユーロドルは、ロンドンタイム入りにかけて1.3827の高値を示したあとは、1.3685まで下落。その後は、株価が持ち直す動きにあわせて1.38付近へ戻した。ユーロ円も同様に、106.56の高値を示したあと105.13まで水準を下げたものの、その後は106円付近へ持ち直した。一方で、ドル円は独自材料に欠けるなかで、ユーロ円が下落する動きに合わせて76.67まで下げる場面がみられた。
オセアニアタイムでは、格付け会社S&Pがスペイン格付けを『AA』から『AA-』へ引き下げた影響から、ユーロドルは1.37前半、ユーロ円は105円半ばまで下げるなど、依然として欧州のソブリンリスクに伴うネガティブなニュースには敏感反応する地合いが継続している。欧州の金融安定への具体策が未だ鮮明とならないなかで、ユーロの上値は目先限られる可能性が高いだろう。また、本日は中国の消費者物価指数・前年比が発表される。予想は+6.1%と前月の+6.2%から低下する見込みだが、依然としてインフレ率が中銀の目標水準を超える状態が続いていることから、中国の金融引き締め懸念を強めるような結果となれば、株・商品を通してリスク資産通貨の上値が重くなることには注意したい。とはいえ、基本的にはG20財務相・中央銀行総裁会議が今日から明日にかけて行われることから、この結果を前にして積極的な取引は控えられる公算が高く、為替市場の動意は限られると思われる。
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10月 13, 2011
日別テクニカル
12日の為替市場ではドル売り・円売りが優勢に。スロバキアでEFSF拡充案の承認に向けて前進が見られたことから、欧州の金融システムの安定化が進むとの期待が背景に。バローゾ欧州委員長がユーロ共同債に関する提案を年内までに行うと発言したほか、スロバキア野党党首が『遅くとも14日までに各党でEFSFの拡充案が合意される見通し』との見解を示したことで足もとで積み上がったリスク資産売りのポジションが巻き戻された。ユーロドルは、ダウ平均が大幅上昇して年初来の下げ幅を一時埋めるなか、9/16以来の高値となる1.3834まで上伸し、豪ドル/ドルは1.0207まで水準を上げた。また、ドル円・クロス円も一段高。リスク選好の円売りに加えて、出所不明ながら日銀が為替レートに対して何らかの制限を設ける計画を予定しているといった噂が市場の一部で話題になったことが材料視された。ドル円は77.49まで上昇して9/12以来の高値を示現。ユーロ円は107.04、豪ドル円は78.98まで上昇して円全面安の様相となった。
ただ昨日のドル安・円安の流れは、足もと積み上がっていたショートポジションが巻き戻されただけとの声も。きっかけは欧州の金融システムのストレス緩和への期待が強まったことによるものだったが、ユーロ周縁国の債務問題などの根本的な解決はこれからといったところで先行きに対する不透明さは完全に払拭できておらず、今回の流れが継続するかは不透明な状況だろう。債務問題へのユーロ諸国の足並みが乱れれば、再びユーロ売り圧力が強まることで、リスク資産売りといった流れも想定される。昨日の大幅上昇による反動から下押す展開も想定されるが、14日から始まるG20財務相・中央銀行会議などを控えて積極的に下方向を試す動きも躊躇されやすく、やや気迷い気味の相場展開か。こうしたなか、本日は豪雇用統計が発表されることから、同指標結果に一喜一憂となることも。9月就業者数の予想は+1.0万人と前月の-9700人から改善する見込みで、結果が予想を上回れば、豪ドル中心に昨日の流れが継続する可能性はありそうだ。一方で、結果が期待はずれに終われば、豪ドル中心にいったん利益確定売りが進むことも予想される。
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8月 18, 2011
日別テクニカル
17日の為替市場ではスイスフランが波乱要因となった。SNBによるCHF高対策を巡ってCHFは上下に大きく振れた。密接な関係にある対ユーロでのCHFの動向は、ユーロドルの動きにも影響。株式動向などを眺めたリスク選好地合いの強弱にも振らされ、ユーロドルは1.43ドル前半へ急落後に、一時1.45ドル台まで上昇する荒っぽい展開。ユーロ円も同様に、110円割れ後に111円回復に迫る上昇を見せた。ドル円はリスク選好のドル売りが進むなか、史上最安値76.25を意識させる場面もあった。しかし、下値への警戒感や、リスク選好局面でドル売りに加えて円売りも進んだことが下支えとなり、上値が重いながらも安値を76.40までにとどまった。
NYタイムにはユーロドルは1.45ドルの高値をつけた後に1.44ドル半ばへ下押し、ユーロ円も111円回復に迫った後に110円半ばへ反落している。共に昨日レンジの半ばへ戻す格好となっており、本日は現水準から次に動き出す方向を伺う様子見ムードで取引を開始することになりそうである。それぞれNYタイムの高値と、下値は昨日の安値水準1.43ドル前半、109円後半が上下の目処。このレンジを抜け出す方向を伺うことになる。引き続きSNBの動向への警戒感も継続。具体的な水準に触れなかった失望感はあったが、積極的な金融緩和姿勢を市場がどのように判断するかもポイントとなる。対ユーロへの影響だけでなく、リスク回避局面となった場合にCHFが逃避先として十分な受け皿にならないとみなされると、代替のリスク回避先として円買いが強まり、ドル円が最安値更新へと動き出すことも考えられるため注意が必要だろう。。。
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8月 17, 2011
日別テクニカル
16日の為替市場では、欧州をめぐる材料でユーロが動意した。欧州序盤に発表となった独4~6月期GDPの弱い結果を受け、ユーロはそれまでの東京タイムのもみ合いレンジを下抜け!弱いユーロ圏GDPも嫌気され、対ドルで1.43ドル半ばへ、対円で110円割れを意識させる水準まで下落した。その後は、強い米鉱工業生産指数などを受けたリスク回避志向の後退に加え、独仏首脳会談でユーロ防衛の決意が示されたことから、ユーロドルは一時1.4473、ユーロ円も111円前後まで急速に上昇した。しかし市場が期待していたユーロ共同債発行などが否定されたことから、それぞれ1.44ドル割れ、110円前半まで急反落する荒っぽい展開。一方でドル円は、ユーロなどが対ドル・対円で為替市場の動きを主導するなか、上値は重いものの、下値への警戒感もあって、76円後半の狭いレンジで推移した。
目先のイベントだった独仏首脳会談をこなし、東京市場の為替は動意に乏しい展開が想定される。特にドル円は上下両方向への警戒感があり、狭いレンジでの推移が続きそうだ。特段の経済指標発表も予定されていなため、株式など他市場の動向をにらみながら、欧州勢の動き出しを待つことになりそうである。
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8月 16, 2011
日別テクニカル
15日海外市場の為替は、弱い8月NY連銀製造業景況指数ほか米指標を受けたドル売りに大型買収案件などからの米株価上昇によるリスク回避の動き後退でのドル売り・他通貨買いが続く形となった。
ドル円はNYタイム序盤に76円半ばまで下落、ユーロ円もNY入り前に109.60台まで下落したが、ユーロドルは下押し場面を挟みながらもドル売りの流れのなかで徐々に底堅さを回復。
米株価の上昇によるリスク回避の後退からユーロドルが1.44ドル後半まで上伸すると、ユーロ円も111円台まで上昇。ドル円も安値をつけてからは76円後半へ持ち直した。
本日の為替市場でも、海外市場で進んだリスク選好寄りの展開が続くことになるか。。。ただ、独仏首脳会談を控え、関連したニュースヘッドラインによりユーロが上下する場面が昨日は見られた。大幅にユーロが上昇した後ということもあり、弱い材料を受けて調整の反落が大きく進みやすい状態にあるため注意したい。
また、RBA理事会の議事録が公表となる。金融政策発表の際に、ハト派的な声明文が嫌気されたこともあり、弱い内容を再確認して豪ドル売りが進むリスクはある。
東京タイムの豪ドル売りは、豪ドル円の動きを通してドル円の上値を重くすることが考えられるため注目したい。ドル円は77円台では戻り売りが強まりそう。。。一方で昨日下げ渋った76円半ばでは底堅さが期待できる。
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8月 12, 2011
日別テクニカル
11日の為替相場はリスク回避とその巻き戻しが入れ替わる形。東京市場においては、米株先物の上昇などを好感したリスク回避の巻き戻しとなったが、海外時間に入ると再び欧州債務問題に目が向き、リスク回避ムードに。。。
NYタイムでは予想より強い米新規失業保険申請件数や弱い米30年債入札を受けた米金利上昇からリスク回避の巻き戻しが進む形となった。ドル円は一時76.30と史上最安値76.25の更新が意識されたが、日銀のレートチェックの噂が流れるなかで、77.30まで急騰。その後は76円後半での動きとなった。
ユーロはリスクオン・オフがめまぐるしく変わるなか、1.4103~1.4295ドルの広いレンジを試す動き。
この他、CHFが軟調。ジョーダンSNB副総裁がスイスフランとユーロを連動させることは法的に可能との認識を示したほか、スイスフラン保有に対する課税の観測が流れると、ドルCHFは0.7687まで、ユーロCHFは1.0918までのCHF安となった。
本日もリスク回避とその巻き戻しで不安定に揺らぐ展開が予想される。株式市場の緊張を表すVIX指数やVSTOXX指数は上昇こそ一服したが、まだ高水準。短期市場の緊張を表すTEDスプレッドやLibor-OISスプレッドは拡大中で、とりわけ欧州市場での緊張が続いていることを示唆している。
ユーロのベーシススワップでもマイナス幅が拡大しており、ドル需給がタイトな状況は続いている。東京タイムにおいては、米株高を好感したアジア株高や週末を控えたポジション調整からリスク回避の巻き戻しが優勢となるだろう。ただ、上記のような環境下でリスクオンに転じるのは困難か。。。
ドル円は史上最安値76.25が視野に入り、にわかに緊張感が高まってきた。真偽はともかくとして、レートチェックの噂で1円急騰することは、その最たる例でもある。市場の緊張感が残っているため、77円前半は重いと見られるが、下値への警戒感からレンジ相場が続くと思われる。
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8月 11, 2011
テクニカル
10日の海外時間では、仏金融機関ソシエテ・ジェネラルの破たん観測からフランスの格下げ懸念がリスク回避の動きを再加速させた。また、米国株が大幅反落となったこともリスク回避の動きを強めた。フランスに関連するウワサには否定コメントが出たものの、フランスのCDSスプレッドが拡大、欧州周縁国債券利回りの対独スプレッドも拡大となり、ユーロ主導でドル買い・円買いの流れが強まった。ユーロドルはソブリンリスクが意識されるなか、一時1.4162まで急落。ユーロ円も108.30まで連れ安となった。ドル円はリスク回避の動きが強まると、一時76.35まで下落し、史上最安値76.25を意識した動きとなった。
本日もリスク回避の流れが継続か。。。少なくとも株式市場においては、米国株安を嫌気した売りが先行するだろう。。。こうしたなかで、序盤はドル買い・円買いが続く可能性が高い。株式市場の下落が落ち着けば、リスク回避の動きも一服が見込まれるが、欧州債務問題、米景気低迷懸念などの問題は日替わりで思惑や材料が出てくる為、円は相対的に他通貨に対して強含みで推移すると思われる。。。ドル円は昨日に接近した76.25の史上最高値を下抜けるかが注目される。一度更新すれば、75円台への進行は速いとみる。東京タイムでは豪雇用指標が発表される。雇用は引き続き堅調な豪経済だが、良い結果を受けても豪ドルが戻るような相場つきでもないことには注意!
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8月 10, 2011
日別テクニカル
9日の為替市場はアジアから欧州へと株安連鎖が続いた一方、FOMCを前に株安の動きが一服。FOMCでは2013年半ばまで現行の低金利が維持されること・米景気鈍化などが示され、株高・債券利回りの低下となった。ユーロドルはリスク回避の動きが上値を抑えていたが、FOMC声明を受けて1.4378まで急上昇した。同日も欧州中央銀行がイタリアやスペインの国債を買い入れていたこともユーロを下支えした。ドル円はリスク回避ムードから軟調に推移するなか、FOMC直後には76.70まで下落。リスク回避の動きが際立っていた豪ドルは、アジア時間には0.9928まで売られたものの、FOMC後のドル売りや株反発を好感して1.0378まで上昇した。
本日はFOMCを経た市場のリスク回避の動向を見極めることになる。FOMCでは2013年半ばまで現行の低金利が続くことが示されたが、基本的には4~6月期GDP後に市場が利上げ期待を先延ばししたことの追認にすぎない。NY株式市場は反発したものの、株安連鎖のトレンドを明確に反転させるほどのサプライズでもなく、リスク回避の動きが再開し始めるリスクには留意が必要だろう。その意味で、資源国通貨の対ドル、対円での下落には注意が必要と考えたい。
とはいえ、FEDの時間軸効果の対象となるであろう2年債利回りは、ようやく0.2%を割り込んだ程度。質への逃避要因をはく落させても同水準を維持するならば、ドルの上値は重い。ドル円は引き続き、3月に示現した史上最安値76.25を意識した相場となりそう。。。
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8月 3, 2011
日別テクニカル
東京タイム午前はリスク回避ムードが継続。さらに予想を下回る弱い豪経済指標が、この流れを後押しした。一方、リスク回避のドル買い・円買いが進むなか、ドル円は介入警戒感も手伝い、77円前半の狭いレンジでの動きに終始した。
リスク回避の動きは豪ドルを中心に目立つ形となった。豪国債利回りが全年限にわたって政策金利を下回る逆イールドとなる中、6月度豪貿易収支と小売売上高が予想を下回る結果に。。特に小売売上高は予想外の前月比マイナスを記録し、AUD/USDは1.0740近辺から1.0679まで急落した。またAUD/JPYも連れ安となり、3月以来の水準82.46まで安値を更新した。
豪ドルが下落する中、NZドルは連れ安に。。NZD/USDは0.8597、NZD/JPYは66.38まで本日安値を更新。ただ、AUD/NZDが昨年7/29以来の1.24割れとなり、1.2390まで豪ドル売り・NZドル買いが進んだことがNZドル相場を下支えした。。
豪ドルがリスク回避の動きを引っ張る中、米10年債利回りが弱い豪経済指標の影響で昨年11/9以来の2.6%割れを達成。一時2.583%まで低下した。こうした動きに触発される形となり、ユーロドルは1.4161、ポンドドルは1.6251まで下落した。それぞれクロス円はユーロ円が109.34、ポンド円は125.46まで下落。オセアニア通貨が相場をけん引するなかで、比較的リスク回避の動きは弱いものとなった。。
午後もリスク回避のムードは根強く、小康状態に転じている豪ドルやNZドル、そして東京タイムの下げが限定的だったユーロやポンドの上値を抑えそうである。特に欧州市場が始まるに連れ、リスク回避ムードは強まると見られ、指標が弱かった豪ドルなどについては一段安のリスクも頭にいれておきたいところ。。。
ドル円は引き続きリスク回避のドル買い・円買いで動きづらいほか、首相や日銀総裁が出席する経済情勢に関する検討会合や明日からの日銀金融政策決定会合を前に下値警戒感が強く、動きづらい状況が続きそうである。。
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